特徴①運用方法は自分で決める

確定拠出年金の運用方法は加入者各個人で決めることになります。

例えば、掛け金の50%は元本が保証された定期預金に、50%は投資信託に振り分けるなどです。もちろん、100%定期預金に振り分けてもいいですし、100%投資信託に振り分けても構いません。配分に関して、信託機関や掛け金を拠出している企業が口を出してくることは決してありません。逆に、それで損をしたとしても信託機関や企業を訴えることはできません。

一度決めた配分でも、後から配分方法を変えることは可能です。
方法は2種類あります。

一つ目は、配分変更です。配分変更は文字通り、毎月の掛け金で買う運用商品の比率を変えることです。


円安の気配が続きそうなので、海外ファンドの商品を多めに買おうとか、国内株・海外株の流れが読みにくいから安定した元本保証型に切り替えていこうなど、自由に配分の舵取りをすることができます。配分変更には、費用はかかりません。


経済情勢の流れを読めれば多額の利益を得るチャンスは増えますが、確定拠出年金は長期運用を目的とした商品です。経済というのは刻一刻と変化するものですから、短期的な情勢に流されてしまうのはあまり利口ではありません。
あくまで、変更は最小限に抑えるのが得策です。

二つ目は、スイッチングです。
これは、現在買った運用商品を売却・解約して、別の商品に切り替えるというものです。例えば、ある運用商品Aの100万円をそのまま別の運用商品Bに預けることができますし、Aに50万円、BとCの運用商品にそれぞれ25万円ずつと振り分けて配分することも可能です。


配分変更よりも多額の資金を移管することができますが、投資信託によっては信託財産留保額と呼ばれるペナルティ(罰金)を課せられるため、何度もスイッチングをしてしまうと多額のコストがかかることになりますので注意が必要です。